●私はいったいどこにいる(4/5) - ＨＭＵ 達弥西心

旅行に出かけようとするあなたが、飛行機にしようか新幹線にしようかと迷っている。途中どこどこに立ち寄ってと、夢を膨らましている。しかし、それは目的ではないのです、それは途中の手段や方法なのです。現在地を確認し、目的地を定め、そしてその目的地にたどり着くための手段や方法を考えます。

●私はいったいどこにいる(3/5) - ＨＭＵ 達弥西心

自分がここにいる理由、自分の中にほんとうの自分自身（こころ）が入っている理由、それが現在地です。いろんな目的地はあるでしょう。しかし、主なる目的地、最後にたどり着くべき目的地は、どこかということです。これを主目的、大目的と呼んでいるのです。

●私はいったいどこにいる(2/5) - ＨＭＵ 達弥西心

さあ、次です。現在地が分かったら、今度は目的地です。どこに行きたいのか、です。現在地を確かめずに、目的地のことばかりを思い描いている人がいますが、とても実際的でないことが分かるはずです。現在地の示していない案内図、現在地が分からない地図ほど役に立たないものは、ないからです。

あなたが行きたいところはどこですか。どこに行くのですか。あなたの目的地はどこですか。

これも、他人に聞いても、答えは出ません。出るはずもありません。自分のことだからです。

●私はいったいどこにいる(1/5) - ＨＭＵ 達弥西心

さて、この自分の人生の地図の、どの位置に立っていて、どういう状態にいるのかを、尋ねなければなりません。これは、他人に聞いても答えは出ません。出るはずもありません。自分のことだからです。

自分自身に聞く（ＭＡＯ）しかありません。

●自分の本業は何か - ＨＭＵ 達弥西心

自分自身のこころと対話するとき、自分の本業は何ですかと、まず尋ねてください。自分はいったい何をする人かと、自分のこころに尋ねるのです。自分のこころは何をするためにそこにいるのかと、尋ねるのです。

そして、自分はいったいどこにいるのか。どこに立っているのかをしっかりと把握することです。たとえば、何かの地図か案内図を見入っている時の体験を思い出してください。

一番最初に探すところはどこでしょう。そうです。この地図もしくは案内図でいえば、自分が現在どこにいるのか、今いる場所、現在地を探します。つまり、自分が今いったいどういう状態にあるのかを把握します。　誰でも自然にそうするはずです。

●自分自身と対話することの意味 - ＨＭＵ 達弥西心

ＭＡＯ（自分自身との対話）するということは、自分のこころを掘り下げるということです。

まず手始めに、自分のこころは何をしたいのかを聞きます。それはそれでいいでしょう。しかし、いつまでもそこだけに終始していたのでは、進歩はありません。


どうして自分はこの場面でこう思ってしまうのだろう。

どうしてこの部分が私には分からないのだろう。

自分は生きるということをどれくらい重くとらえていただろうか。

なぜあの人にこのことをちゃんと伝えられないのだろう。

どうして言い出せないのだろうか。

自分にいけないところはいくつあるだろうか。

自分が為さなければならないことは、いくつあるだろうか。

こんな思いで果たして良いのだろうか。

自分の行動はうえの願いに適っているだろうか。


みんな、自分のこころに尋ねる質問ばかりです。

ＭＡＯは、自分のこころを掘り下げることに使います。そこまであなたに答えてくれるのです。まわりに、それだけのことを答えてくれる人がいますか。

達弥西心のＭＡＯ

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